情報処理を行うコンピューターの存在は、日常生活や仕事の中で関わり合う事が多い。特に、コンピューターのシステム開発を行う仕事にとっては、コンピューターと密接な関係を持ちながら日々の仕事に従事している。しかし、コンピューター関連の専門の仕事というのは、その労働の具体的な内容があまり世間一般には知られていない。具体的な仕事の内容が分かっていなければ、その仕事を目標とする人材を獲得することは難しい。どのような仕事であるかをもっと知ってもらえば、システムエンジニアの仕事を目標として仕事を探す人材を確保することができる。
そこで、業界によく見られるようなあるあるネタから親近感を持ってもらう方法がある。システム開発の職業の魅力や具体的な内容について、理解してもらう事のきっかけにできる。難しい技術的な説明では、コンピューター関連の仕事に魅力を感じてもらうことはできない。しかし、高度な技術に日々触れているエンジニアは、その高度な開発技術がいかに難解であるかを認識する事に慣れていない。難しいシステムエンジニアの仕事の内容を、あるあるという形に分かりやすく落とし込むことにより、魅力ある仕事である事を広く知ってもらうことができる。そのためには、広報に詳しい専門家の支援が役に立つ。広報のためのビジュアルの面でも、ありきたりで固い表現を改めて、人の目を惹くような魅力あるデザインをとり入れるのがふさわしい。例えば『システムエンジニアあるある大辞典』のような感じにまとめると、業界に関わっていない人でも抵抗感無く仕事内容に触れることが出来るだろう。